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シンポジウム 脊椎内視鏡手術―最近の進歩
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著者: 守屋秀繁1
所属機関: 1千葉大学医学部整形外科
ページ範囲:P.1428 - P.1429
文献購入ページに移動90年代に入り外科領域での内視鏡下手術の発展にはめざましいものがある.従来と同じ手術を内視鏡下に行うというだけでなく,これまでの術式と全く異なった発想で手術が行われることもある.従来,外科手術は直視下に組織を切開し,剥離し,結紮し,縫合するといった手作業を行っていたが,工学技術の進歩とともに幾つかの作業が自動化されたり,明るい鮮明な視野の元に確実な操作が安全にできるようになってきた.内視鏡手術がこれほどまでに普及した理由は,少ない侵襲で効率的な手術が行える点であると考えられる.本誌上シンポジウムに参加いただいた山田英夫先生の所属する病院では現在消化器外科の約90%が内視鏡下の手術となっているそうである.
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