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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科34巻2号

1999年02月発行

文献概要

臨床経験

後𦙾骨筋腱脱臼の1例

著者: 兼子秀人1 宮原健一郎1 江川雅章1 樫原水絵1

所属機関: 1草津総合病院整形外科

ページ範囲:P.221 - P.223

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 抄録:足の腱脱臼は腓骨筋腱に比較的多いが,後𦙾骨筋腱脱臼は稀である.今回われわれは後𦙾骨筋腱脱臼の1例を経験したので報告する.
 症例は,42歳の女性.階段昇降中に突然左足関節痛を自覚し,歩行困難となった.ギプス固定,サポーターなどの保存療法を試みるが,疼痛が持続した.後𦙾骨筋腱脱臼と診断し,腓骨筋腱脱臼におけるDu Vries法に準じた骨性制動術を施行し,良好な結果を得た.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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