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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科34巻4号

1999年04月発行

文献概要

特集 脊椎外科最近の進捗―脊椎骨切り術と脊椎再建を中心として―(第27回日本脊椎外科学会より)

脊柱管拡大術成績が良好でなかった頚椎症性脊髄症症例の解析

著者: 竹下克志1 中村耕三1 大西五三男1 川口浩1 阿久根徹1 緒方直史1 黒川高秀1

所属機関: 1東京大学医学部整形外科学教室

ページ範囲:P.527 - P.533

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 抄録:棘突起縦割法頚部脊柱管拡大術成績が良好でなかった頚髄症例を拡大術効果の著しい頚髄症例と比較検討した.年齢・罹病期間,術前単純X線側面像から脊柱管前後径・アライメント・頚椎弯曲指数を,術前MRI T2強調像から脊髄圧迫高位・脊髄髄内高輝度を調べた.拡大術成績が良好でなかった頚髄症例は有意に高い年齢と長い罹病期間を有し,頚椎弯曲は強い前弯や後弯傾向の症例が多かった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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