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特集 脊椎外科最近の進捗―脊椎骨切り術と脊椎再建を中心として―(第27回日本脊椎外科学会より)
脊髄の力学特性
著者: 市原和彦1 田口敏彦1 嶋田佳典2 桜本逸男3 河野俊一2 河合伸也1
所属機関: 1山口大学医学部整形外科 2山口大学工学部機械工学科 3徳山工業高等専門学校機械電気工学科
ページ範囲:P.549 - P.551
文献購入ページに移動その結果,従来の概念とは異なり,“頚髄の灰白質は白質よりも硬く脆い”ことが分かった.
今後,有限要素法を用いた頚髄圧迫シミュレーションに応用することにより,脊髄内の正確な応力,ひずみの状態の把握が可能になり,これは圧迫性頚髄障害の病態解明につながるであろう.
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