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シンポジウム 整形外科と運動療法
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著者: 梅ケ枝健一1
所属機関: 1梅ケ枝整形外科
ページ範囲:P.684 - P.686
文献購入ページに移動われわれ医師の祖ヒポクラテスは,運動,スポーツ(運動とスポーツは多少相違がある.日常行っている動作,例えば通勤,通学,買い物等で身体を動かすことが運動であり,日常生活動作から離れ,別の場所で楽しく,健康のために行う運動動作をスポーツと私は考えている.本稿においては運動,スポーツを同義語として理解してほしい)は健康増進,維持に優れた効果があると言っている.インドのヨガ,中国の気功なども健康を目的とした運動療法である.では運動することによって人間は何を得ることができるのか.スポーツ医学の観点から次の3つの事柄が考えられる.1)健康増進・維持,2)疾病の治療手技として,3)予防医学の面からの医学的効果が考えられる.
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