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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科34巻8号

1999年08月発行

文献概要

臨床経験

FDG-PETを放射線,化学療法の効果判定に用いた成人横紋筋肉腫の1例

著者: 中西りか1 清水和也1 石部達也1 石田勝正1 岡嶋馨2 樋口佳世子3 小野講三4 中本裕士5

所属機関: 1国立京都病院整形外科 2国立京都病院放射線科 3国立京都病院病理検査部 4共和病院整形外科 5京都大学付属病院核医学科

ページ範囲:P.1033 - P.1036

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 抄録:成人の仙骨近傍に生じた巨大横紋筋肉腫に対し,対射線,化学療法を施行し治療効果判定にFDG-PETを用いた.本症例においては放射線治療が奏功し,MRI像とFDG-PETより完治かと思われたが,治療終了後11カ月目に局所再発を来たした.FDG-PETにおけるStandarized uptake value(SUV)値は腫瘍の縮小増大に比例して推移し,MRIとの併用により治療効果判定に有用であるが,残存腫瘍細胞検出には限界があると考えられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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