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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科35巻1号

2000年01月発行

文献概要

整形外科philosophy

整形外科医40年の経験から―勤務医から開業医へ,そしてPauwels先生のこと

著者: 上野良三12

所属機関: 1星ヶ丘厚生年金病院 2上野整形外科

ページ範囲:P.67 - P.71

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●勤務医から開業医へ
 医科大学で教職を29年,厚生年金病院長を8年体験し,昨年3月定年退職後は診療所を開設し日夜診療に従事して1年あまりが経過した.地元の医師会では,彼は何故開業したのかということが話題になったようであるが,定年後も整形外科の診療を継続したいことが唯一の理由である.ゴルフなどの趣味もなく,学問に精進する意欲に欠けることが根底にあるのではないかと反省している.
 大阪大学,アーヘン工科大学臨床部門(当時アーヘン市立病院),奈良医科大学,デュッセルドルフ大学,香川医科大学における教職,星ヶ丘厚生年金病院での病院の管理運営を通じて,現在の保険医療行政の一端にも触れ,医師として経験のないのは開業医のみとなり,開業に対する興味があったのも事実である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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