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臨床経験
結核性脊椎後弯変形の上位隣接椎間障害により発症した脊髄不全麻痺の1例
著者: 川崎展1 熊野潔1 夏山元伸1 内田毅1 長谷川敬和1 川西誠1 竹田智則1 横尾冠三1
所属機関: 1関東労災病院整形外科
ページ範囲:P.89 - P.92
文献購入ページに移動通常,癒合頂椎部の骨性圧迫が麻痺の原因の一つとされているが,本症例では上位隣接椎間障害が原因であると考えられる点で珍しい.上位隣接椎間に不安定性が存在したために骨棘が形成されたと考えられる.
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