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論述
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抄録:保存的治療が無効の肩インピンジメント症候群26例に対して烏口肩峰靱帯後面に局麻剤を2ml注入し,外転障害が消失する場合をCAテスト陽性,肩峰下滑液包内に局麻剤7mlを注入し有効な場合をSABテスト陽性とした.
CAテスト陽性の9例には烏口肩峰靱帯切離術,CAテスト陰性・SABテスト陽性の7例には鏡視下肩峰下除圧術,両テストともに陰性の10例には腱板修復術を行った.3群の術前と術後6カ月でのJOA scoreはそれぞれ70点が88点に,69点が88点に,59点が83点に改善した.
CAテスト陽性の9例には烏口肩峰靱帯切離術,CAテスト陰性・SABテスト陽性の7例には鏡視下肩峰下除圧術,両テストともに陰性の10例には腱板修復術を行った.3群の術前と術後6カ月でのJOA scoreはそれぞれ70点が88点に,69点が88点に,59点が83点に改善した.
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