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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科35巻10号

2000年09月発行

文献概要

論述

肩インピンジメント症候群の治療成績

著者: 長野真久1 小谷博信2 上尾豊二2

所属機関: 1岡本整形外科医院 2玉造厚生年金病院

ページ範囲:P.1107 - P.1111

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 抄録:保存的治療が無効の肩インピンジメント症候群26例に対して烏口肩峰靱帯後面に局麻剤を2ml注入し,外転障害が消失する場合をCAテスト陽性,肩峰下滑液包内に局麻剤7mlを注入し有効な場合をSABテスト陽性とした.
 CAテスト陽性の9例には烏口肩峰靱帯切離術,CAテスト陰性・SABテスト陽性の7例には鏡視下肩峰下除圧術,両テストともに陰性の10例には腱板修復術を行った.3群の術前と術後6カ月でのJOA scoreはそれぞれ70点が88点に,69点が88点に,59点が83点に改善した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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