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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科35巻10号

2000年09月発行

文献概要

境界領域/知っておきたい

骨代謝マーカーの有用性―とくに骨粗鬆症と転移性骨腫瘍について

著者: 中村利孝1

所属機関: 1産業医科大学整形外科

ページ範囲:P.1120 - P.1122

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 骨代謝マーカーとは血液や尿中の骨由来の物質で骨の代謝を反映するものである.従来,血清アルカリフォスファターゼや酸フォスファターゼ,尿中ハイドロキシプロリンなどが骨の代謝マーカーとして測定されてきた.しかし,これらの方法は,食餌内容や肝,腎機能の影響を受け,骨代謝を選択的に測定する検査ではなかった.最近,骨芽細胞や破骨細胞機能の検査として特異性の高い方法が使用できるようになってきた.そこで,最近の主な骨代謝マーカーと,その臨床的有用性を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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