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シンポジウム 21世記の整形外科移植医療~その基礎から臨床応用に向けて
関節軟骨欠損の修復(モザイクプラスティ)
著者: 松末吉隆1 中川泰彰1 中村孝志1
所属機関: 1京都大学医学部整形外科
ページ範囲:P.1471 - P.1478
文献購入ページに移動本法の適応は,膝関節の離断性骨軟骨炎,膝蓋骨軟骨骨折,膝蓋軟骨軟化症.靱帯や半月損傷に伴う軟骨欠損,初期関節症(骨切り術を併用),骨壊死,外傷に続発した軟骨損傷などをはじめ,肘や足関節の離断性骨軟骨炎である.修復可能な軟骨欠損の大きさは,通常は1cm2以上で4cm2以下である.最小侵襲に行え.リハビリテーションも比較的早く可能であるが,採取可能なドナーの数に限界がある.
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