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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科35巻5号

2000年04月発行

文献概要

特集 脊椎外科最近の進歩―長期予後からみた問題点を中心として―(第28回日本脊椎外科学会より)

腰仙椎後側方固定術の遠隔成績―20年以上経過例についての検討

著者: 田島直也1 後藤啓輔1 瀬良敬祐2 田口厚3 鳥越雄喜4 小西宏昭4

所属機関: 1宮崎医科大学整形外科 2長崎三菱病院整形外科 3長崎原爆病院整形外科 4長崎労災病院整形外科

ページ範囲:P.511 - P.517

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 抄録:腰仙椎後側方固定術の20年以上(平均24年7カ月)経過例12例17椎間の遠隔成績を検討した.臨床上,日整会腰痛疾患治療成績判定基準の総合点は,25.7点であった.術後10年時の平均25.2点と変化なく,長期成績は安定していることが確認された.固定部位のangular displacement(以下AD)が1.1℃以内,horizontal displacement(以下HD)が4.4%であった.術後10年時のAD 2.5℃以内,HD 5.2%以内の結果と変化なく,骨癒合は10年前の状態が保たれていた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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