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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科35巻7号

2000年06月発行

文献概要

論述

脊椎骨巨細胞腫―脊椎全摘術による切除標本の病理学的検討

著者: 村田淳1 藤田拓也2 川原範夫1 土屋弘行1 小林忠美1 吉田晃1 赤丸智之1 上田善道3 富田勝郎1

所属機関: 1金沢大学医学部整形外科 2金沢医科大学整形外科 3金沢医科大学第2病理

ページ範囲:P.723 - P.728

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 抄録:脊椎骨巨細胞腫(GCT)は極めて再発率の高い腫瘍である.当科ではsurgical classification of spinal tumor(SCST,富田)1)type4-5の椎骨内に大きく広がった脊椎GCT4例に対してtotal en bloc spondylectomy(TES)を施行した.この切除標本について病理学的な評価を行い,脊椎GCTに対する手術療法について検討した.
 病理標本(H-E染色)では,腫瘍は全例で椎体の骨皮質を貫通し,周囲のバリアである靱帯組織内へと進展していた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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