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視座
人工関節手術を考える
著者: 山本純己1
所属機関: 1松山赤十字病院リウマチセンター
ページ範囲:P.833 - P.834
文献購入ページに移動当時,チャンレー式人工股関節は,チャンレー先生のもとで研修した医師以外には使用させないという主旨が浸透していた.そのためもあり,世界各国から関節外科を専門とする数多くの整形外科医がライティングトン病院の研修に参加していたと思われる.今日,チャンレー式人工股関節が世界各国に普及し,しかも長期にわたる好成績を残していることは多くの整形外科医の認めるところである.このような不動の業績を残している要因の一つに,彼のところでの研修を通じて,彼の考え方,手術手技が正しく伝えられたことにあったといえよう.
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