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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科35巻8号

2000年07月発行

文献概要

臨床経験

𦙾骨外反骨切りを行ったBlount病の1例

著者: 尾下英史1 篠崎雅人1 高津敏郎1 入江善二1

所属機関: 1公立小浜病院整形外科

ページ範囲:P.939 - P.941

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 抄録:Adolescent typeのBlount病の1例を経験した.症例は12歳の女性で,10歳頃からの右膝の変形と膝関節痛で当科を初診した.単純X線上,femorotibial angleで197°,metaphyseal-diaphyseal angleで25°の内反を認めた.外傷,感染等の既往はなかった.MRIにて骨橋の存在はなく,𦙾骨内側骨端線の不整を認めたためadolescent typeのBlount病と診断した.𦙾骨外反骨切りを行い経過良好であるが,今後再燃する可能性があり,さらに経過を観察している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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