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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科36巻10号

2001年10月発行

文献概要

シンポジウム 下肢長管骨骨折に対するminimally invasive surgery

下肢長管骨骨折に対するinterlocking nailingの適応と限界

著者: 生田拓也1

所属機関: 1熊本整形外科病院

ページ範囲:P.1107 - P.1113

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 下肢長管骨に対するinterlocking nailingは少ない侵襲で,なおかつ強固に固定を行う方法であり,術後早期より荷重歩行が可能な優れた方法である.大腿骨,𦙾骨ともに骨折型には関係なくlocking screwを挿入する部位の骨皮質がしっかりとしていれば適応となる.しかしながら大腿骨の場合,骨折部の粉砕が高度である場合は,その脚長の正確な復元が困難な症例も存在し注意が必要である.また,𦙾骨の場合,近位骨幹端部骨折に関しては通常の手技では変形を残しやすく,注意が必要であり適応を慎重にする必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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