icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科36巻10号

2001年10月発行

文献概要

境界領域/知っておきたい

顎関節痛の治療法

著者: 髙橋哲1 髙野裕史1

所属機関: 1九州歯科大学口腔外科学第二講座

ページ範囲:P.1162 - P.1165

文献購入ページに移動
【はじめに】
 顎関節における疾患は表17)のごとく分類されており,それら疾患によってその症状も様々である.顎関節疼痛は疾患の状態や進行程度によってはほとんどの顎関節疾患で生じるが,外傷,顎関節リウマチなどの慢性炎症性疾患,顎関節症などでは長期的に顎関節疼痛が生じることがある.なかでも顎関節症は整形外科領域でも今日よく遭遇する顎関節疾患の一つであり,多因子が複雑に絡み合って発症することから,その診断や治療法の決定は容易ではない.
 そこで今回は顎関節症における顎関節痛に焦点を絞り,その治療法について最近の基礎的な知見も含め,解説したい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら