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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科36巻10号

2001年10月発行

文献概要

講座

専門医トレーニング講座―画像篇・51

著者: 三浪明男1 岩崎倫政1

所属機関: 1北海道大学大学院医学研究科高次診断治療学専攻機能回復医学講座運動器再建医学分野

ページ範囲:P.1171 - P.1173

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症例:17歳,男性
 主訴:右手関節尺側部痛(前腕回内外運動時)
 現病歴:2年前,右橈骨遠位端骨折を受傷.前医にて徒手整復および4週間のcast固定を施行される.Cast除去後より,前腕回内外運動時の手関節尺側部痛および轢音を自覚するようになった.
 初診時現症:右遠位橈尺関節および尺骨頭周囲背側に圧痛を認め,前腕回内時,尺骨頭は背側へ突出していた.突出した尺骨頭を指で掌側に押しつけると尺骨は容易に整復された(ピアノキー徴候陽性).手関節および前腕可動域に制限は認めなかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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