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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科36巻11号

2001年11月発行

文献概要

講座

専門医トレーニング講座―画像篇・52

著者: 高原政利1

所属機関: 1山形大学医学部整形外科

ページ範囲:P.1291 - P.1293

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症例:50歳,男性
 主訴:右手関節痛
 既往歴:特記すべきことなし
 現病歴:約2年前から特に誘因なく,右手関節痛が出現した.症状は労作時にみられたが,安静時にはみられなかった.職業は農業であり,労作後にも手関節痛がみられたため,3カ月前に近医を受診した.消炎鎮痛剤の内服を行ったが,症状の改善がみられないため当院を紹介された(図1).
 現症:右手関節に腫脹はない.右手関節の背屈は65°,掌屈は60°,橈屈は5°,尺屈は30°であり,軽度の可動制限が認められた.前腕の回内や回外に制限は認められなかった.Snaff boxに圧痛を認めた.軽度の握力低下がみられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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