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論述
高齢者の大腿骨頚部内側骨折に対するAustin-Moore型人工骨頭置換術の術後成績
著者: 渡辺慶1 石井卓1 横田文彦1 平野徹1
所属機関: 1厚生連刈羽郡総合病院整形外科
ページ範囲:P.591 - P.595
文献購入ページに移動退院時患者の85%は歩行可能であったが,最終調査時44%が死亡あるいは歩行不能となっていた.歩行不能となった症例は痴呆またはパーキンソン病合併例が多かった.1年生存率は94%,5年生存率は60.7%であった.術後distal migrationの進行は大部分に認めたが,術後2年以内に安定し,それに伴い疼痛も消失する傾向があった.
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