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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科36巻9号

2001年09月発行

専門分野/この1年の進歩

日本骨折治療学会―この1年の進歩

著者: 糸満盛憲12

所属機関: 1北里大学医学部整形外科 2第27回日本骨折治療学会

ページ範囲:P.1030 - P.1033

文献概要

 骨折は,整形外科診療の中で中心的な位置を占め,初期診療での成否が患者の患肢の機能の回復と日常生活復帰に大きく影響します.しかしわが国における旧来の大学では,骨折患者の診療に供する病棟もなければ専門的に研究する整形外科医も決して多いものではなく,骨折治療は第一線病院に任されてきたといっても過言ではありません.本学会は会員数が2,200名を超え,大きな学会に成長してきました.このような中で日本骨折治療学会が担う役割は大きく,事務局をあずかり,さらに第27回の本学会の運営を任されたことに大きな責任を感じながら準備を進めて参りました.おかげさまで251題に及ぶ多くの演題をいただき,900名を超す会員の参加を得て,7月6,7日の両日パシフィコ横浜で開催することができました.今回の学会の話題から,いくつかを取り上げてご紹介いたします.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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