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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科37巻1号

2002年01月発行

文献概要

症例報告

子宮後屈により坐骨神経痛を来した1例

著者: 河野元昭1 高橋淳一1 小林紘一1 雄賀多聡1 清水耕1 平山次郎1 青木保親1 松戸隆司1

所属機関: 1千葉労災病院整形外科

ページ範囲:P.95 - P.97

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 抄録:われわれは子宮後屈が坐骨神経痛の原因と考えられる1症例を経験し,単純子宮全摘術後の症状軽快を確認した.子宮後屈による坐骨神経痛は,婦人科疾患が原因の坐骨神経痛の中でも稀な疾患であり,調べ得た限りでは自験例を含め4例であった.腰仙骨神経叢の物理的圧迫が原因で,特徴的な症状が少なく診断が難しいが,MRIが診断に有用であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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