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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科37巻10号

2002年10月発行

文献概要

症例報告

早期死亡したmetatropic dysplasia(変容性骨異形成症)の1例

著者: 明田浩司13 西山正紀1 二井英二1 山川徹2 小川邦和2 平田仁4 内田淳正4

所属機関: 1三重県立草の実リハビリテーションセンター整形外科 2国立三重中央病院整形外科 3現:三重大学医学部整形外科 4三重大学医学部整形外科

ページ範囲:P.1237 - P.1240

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 抄録:Metatropic dysplasia(変容性骨異形成症)は,成長とともに四肢短縮型から体幹短縮型小人症へと変容する稀な骨系統疾患である.通常,非致死性であるが,臨床上およびX線像において,幅広い変異形(variant)が存在することが報告されてきている.今回,われわれは生後12週で突然死した1例を経験した.全身像およびX線像は本症に特徴的であり,さらにX線上高度な変形を認めており,本症における稀な変異形である致死型であると考えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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