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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科37巻10号

2002年10月発行

文献概要

症例報告

特発性脊椎硬膜外脂肪腫症の1例

著者: 須田義朗1 斉藤正史1 塩田匡宣1 佐々木政幸1 柴崎啓一1

所属機関: 1国立療養所村山病院整形外科

ページ範囲:P.1249 - P.1251

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 抄録:特発性脊椎硬膜外脂肪腫症の1例を経験した.症例は61歳の男性で,左下肢痛と間欠跛行を訴えて来院した.MRIにてT1,T2強調画像ともに高輝度の硬膜外脂肪組織により,硬膜管が著明に圧迫されているのが認められた.椎弓切除および硬膜外脂肪の摘出を行って,症状は軽快した.ステロイド投与歴や肥満を伴う中年男性では,本症の存在を念頭に置く必要がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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