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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科37巻11号

2002年11月発行

文献概要

シンポジウム 手術支援ロボティックシステム

ナビゲーション手術

著者: 菅野伸彦1 西井孝1 三木秀宣1 吉川秀樹1 笹間俊彦2 中島義和2 佐藤嘉伸2

所属機関: 1大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学(整形外科) 2大阪大学大学院医学系研究科医用制御工学多元的画像解析

ページ範囲:P.1297 - P.1302

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 要旨:ナビゲーション手術は術前計画どおりに術中正確に術具やインプラントの位置や方向を決定できるように,術具やインプラントの位置情報を視覚や音声情報で術者に呈示できる装置を使用して行う手術である.術中三次元位置センサーで骨や術具,画像撮影装置の位置を計測追跡することで,手術計画図上に術具やインプラントの位置情報を呈示できる.手術計画図は,術前のCTやMRIなどの三次元画像情報から作成するもの,術中X線透視画像を使用するもの,術中機能情報から作成するものがあり,それそれ三次元画像ベースナビゲーション,フルオロナビゲーション,イメージレスナビゲーションと呼ばれている.三次元画像ベースナビゲーションでは,手術室での患者の骨と手術計画のregistrationと呼ばれる位置合わせが必要であるが,後二者はregistrationが不要である.本稿では,この3種類のナビゲーションについて解説する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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