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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科37巻12号

2002年12月発行

文献概要

統計学/整形外科医が知っておきたい

6.整形外科と疫学―EBMという前に

著者: 小柳貴裕1

所属機関: 1東京歯科大学市川総合病院整形外科

ページ範囲:P.1445 - P.1449

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 われわれ臨床医にとって疫学的手法は馴染みが薄い.しかし要因と疾患の関係や,治療法の優劣,予後の予測など,その根拠となるevidenceは疫学的手法に基づいて得られた知見であり,そうでないものはevidenceとはいえない.EBM実践の一骨子である文献の批判的吟味においても,疫学的手法のプロセスの理解が不可欠である.すなわち疫学的手法はEBMの土台をなすものであり,臨床方針決定においても不可避の領域である.研究の方法は観察研究と,介入研究に大別される6,11)(図1).

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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