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特集 脊椎脊髄病学最近の進歩(第30回日本脊椎脊髄病学会より)
腰部脊柱管狭窄症の術中神経根展開前後の微小循環の変化
著者: 出沢明1 草野信一1
所属機関: 1帝京大学医学部附属溝口病院整形外科
ページ範囲:P.365 - P.372
文献購入ページに移動対象は腰部脊柱管狭窄症患者でPLIFの手術的治療となった29例(男性15例,女性14例;平均年齢56歳)で,検索した傷害神経根はL5が26例,S1が3例である.傷害神経根上の微小循環を測定し,次に神経根をretractしてlumbar interbody fusion施行後に再度同じ部位で測定する.接触型内視鏡を用いた解析はビデオフレームメモリから血球を自動的に認識して流速と血管径を自動的に測定するシステムを作成し使用した.血管内径が100μm以下の細動静脈と100μm以上の15カ所で血管径と赤血球の流速度の解析を行った.
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