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シンポジウム 縮小手術への挑戦―縮小手術はどこまで可能か
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著者: 富田勝郎1
所属機関: 1金沢大学医学部整形外科
ページ範囲:P.532 - P.533
文献購入ページに移動しかし,広範囲切除により延命・救命率が上がるにつれ,温存された患肢の機能をどれだけもとどおりにまで高めることができるか,が次の重要課題となってきた.そうしてみると,広範囲切除にともなって当然のこととして犠牲としてきた「神経・血管・骨・骨端線・関節・筋肉・腱・靱帯」などの組織の切除範囲をなんとか縮小できないものか,それは果たして許されることなのか,が学会・研究会でのホットな議論対象となってきつつ現在に至っている.そのために,安全な縮小切除縁への見直しや,縮小切除縁を確保するための集学的治療,とりわけ術前・術後の各種補助治療の重要性が再認識されるようになっている.その代表的な見解,試みが特集としてここに紹介されている.
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