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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科37巻7号

2002年07月発行

文献概要

整形外科英語ア・ラ・カルト・(最終回)

整形外科分野で使われる用語・その70

著者: 木村專太郎1

所属機関: 1木村専太郎クリニック

ページ範囲:P.856 - P.857

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 このシリーズ第106回のVelpeau bandageの項で,外科医ヴェルポー(Alfred A. L. M. Velpeau,1795-1867)の説明のなかで,彼が学んだ19世紀初頭のパリ大学医学部には,マジャンディー(Francois Magendie,1791-1873)やバーナード(Claude Bernard,1813-1878)などの,後に有名になる医学者たちが多くいた,と書いた.読者の方から,“Bernard”の読みは“ベルナール”であるとご指摘を受けた.私の書いた“バーナード”は英語読みである.ご指摘通り,“Bernard”のフランス語流の発音では“ベルナール”であり,日本語でも勿論“ペルナール”である.
 言い訳ではないが,私は長年米国に住んでいたため,“Claude Bernard”の発音は“クロード・バーナード”と言い慣れていた.三つ子の魂,百までと言われるとおり,つい,昔言い慣れていたほうを書いてしまった.しかし米語では“バーナード”と発音することも知って戴きたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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