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【はじめに】
近年,抗肥満ホルモンであるレプチンが本来の肥満抑制という作用以外に造血,胎児の成長,生殖機能などの調節にも関与するなど,極めて多彩な生理的作用を有していることが明らかになりつつある.本章では,成長期における骨形成,特に内軟骨性骨化におけるレプチンの役割についてのわれわれの知見2,3)を紹介するとともに,整形外科領域に関係すると考えられる今後の研究の方向性について概説する.
近年,抗肥満ホルモンであるレプチンが本来の肥満抑制という作用以外に造血,胎児の成長,生殖機能などの調節にも関与するなど,極めて多彩な生理的作用を有していることが明らかになりつつある.本章では,成長期における骨形成,特に内軟骨性骨化におけるレプチンの役割についてのわれわれの知見2,3)を紹介するとともに,整形外科領域に関係すると考えられる今後の研究の方向性について概説する.
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