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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科38巻2号

2003年02月発行

文献概要

臨床経験

半拘束型人工肘関節置換術に対する両側開窓式進入法の有用性について

著者: 木村浩明1 清水和也1 山田茂1 西尾健1 廣島芳城1 島田博文1 石川正洋1

所属機関: 1国立京都病院整形外科

ページ範囲:P.213 - P.218

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 抄録:人工肘関節置換術(TEA)における進入法には様々な方法があるが,膝関節のように定まった方法はいまだ確立していない現状と思われる.われわれも種々の進入法を試みてきたが,1998年Pierceらが報告した,two windows methodによる上腕三頭筋付着部を温存しつつ広い視野を得る進入法(以下両側開窓式進入法)が,半拘束型人工肘関節を用いたTEAにおいて安全かつ正確な手術を行い得る優れた方法であると考え,1999年以降追試してきた.症例数はいまだ5症例6肘であるが,その有用性を確認することができたので,考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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