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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科39巻10号

2004年10月発行

文献概要

誌上シンポジウム 関節リウマチ頚椎病変の病態・治療・予後

RA中下位頚椎病変の病態と手術治療

著者: 鐙邦芳1

所属機関: 1北海道大学保健管理センター(整形外科)

ページ範囲:P.1263 - P.1269

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 抄録:RAによる中下位頚椎病変に脊髄障害を伴う場合,手術適応となることが多い.その際,明らかな椎間不安定性や後弯変形を伴う場合,除圧と同時再建が必要となる.様々な病態の頚椎再建に有用な頚椎椎弓根スクリュー固定法はRAによる中下位頚椎病変にも威力を発揮するが,変形によるスクリュー刺入点の同定の困難性,骨脆弱性などにより,その実施には様々なリスクと困難がつきまとう.多くの頚椎手術の経験,胸椎・腰椎における多くのinstrumentation手術の経験を積んでから取り組むべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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