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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科39巻10号

2004年10月発行

文献概要

誌上シンポジウム 関節リウマチ頚椎病変の病態・治療・予後

頚椎RA病変に対する手術成績と予後

著者: 石井祐信1 近江礼1 中條淳子1 小圷知明1 渡邊雅令1 小川真司1 星川健1 両角直樹1

所属機関: 1独立行政法人国立病院機構西多賀病院整形外科

ページ範囲:P.1277 - P.1282

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 抄録:頚椎RA手術例223例の手術成績,予後について検討した.脊髄症による術前歩行不能68例中38例(55.9%)が術後歩行可能となった調査時のADLは,自立24例(10.8%),ある程度自立35例(15.7%),部分介助33例(14.7%),全面介助29例(13.0%),不明25例(11.2%),死亡77例(34.5%)であった.死亡年齢の平均は69.0歳,術後生存期間は平均4.3年であった.脊髄症は重症化するほど手術成績が劣る.手術的治療は有効であるが,早期診断,早期手術が重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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