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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科39巻10号

2004年10月発行

文献概要

誌上シンポジウム 関節リウマチ頚椎病変の病態・治療・予後

RA上位頚椎病変に対する環軸関節後方固定術の手術手技上の合併症とその対策

著者: 加藤義治1 中津井美佳1 久保田元也1 金谷幸一1 和田啓義1 伊藤達雄1

所属機関: 1東京女子医科大学整形外科

ページ範囲:P.1283 - P.1289

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 抄録:RA上位頚椎病変に対するMagerl & Brooks法を安全に行うためには,術前CTにより椎骨動脈の走行(特にhigh riding VA),奇形(fenestration),安全域などを把握する.カーボン製Mayfieldなどを装着し,脊髄モニタリング(MEP),X線イメージ透視下でC1-2関節の正確な正面像・側面像の確認する.KT-deviceなどでスクリューを安全域に,術後下位頚椎アラインメントに影響を及ぼさない至適なC1-2角で挿入すべきである.さらに完全な整復下にワイヤー(現在は紐)を通すことも重要である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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