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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科39巻11号

2004年11月発行

文献概要

連載 医者も知りたい【医者のはなし】 11

細菌を発見したレーベンフック(Leuwenhoek)を中心として

著者: 木村專太郎1

所属機関: 1木村専太郎クリニック

ページ範囲:P.1440 - P.1442

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 今回は少し九州を離れて,17~18世紀のヨーロッパ,特にオランダに飛んでみたい.日本は,17世紀の初頭以来,オランダとは深い関係がある.徳川第三代将軍家光の時代に鎖国が始まり,日本はオランダと中国のみとだけ通商を行っていた.特にオランダは,長崎の出島を通じて徳川時代260年間に,日本にいろいろな西洋文化を紹介していた唯一の国である.
 その日本において,鎖国政策が始まろうとしていた“1630”年代に,細菌と原虫など数々の微生物を発見したレーベンフックが誕生している.日本ではあの有名な貝原益軒がこの頃に生まれている.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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