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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科39巻11号

2004年11月発行

文献概要

症例報告

脊柱側弯を伴った異形成性脊椎すべり症の1例

著者: 池川直志1 高橋和久1 南昌平2 大鳥精司1 青木保親3 小谷俊明2 赤澤努1 男澤朝行1 守屋秀繁1

所属機関: 1千葉大学大学院医学研究院整形外科学 2聖隷佐倉市民病院整形外科 3上都賀総合病院整形外科

ページ範囲:P.1455 - P.1459

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 抄録:脊柱側弯を伴った異形成性脊椎すべり症の1例を経験したので報告する.症例は13歳,女性で,主訴は両下肢痛と脊柱変形であった.画像上,L5前方形成不全を伴うL4すべりと,右胸椎・左腰椎凸の側弯を認めた.この症例に対し後方進入腰椎椎体間固定術を施行した.術後,両下肢痛は消失し,側弯は一部改善した.本症例は特発性側弯に坐骨神経痛に由来する疼痛性側弯が合併したものであり,腰椎手術により体幹バランスは改善した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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