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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科39巻12号

2004年12月発行

文献概要

誌上シンポジウム 小児大腿骨頚部骨折の治療法とその成績

小児大腿骨頚部骨折の治療成績

著者: 小宅雄一郎1 別府諸兄1 石井庄次1 松下和彦1 青木治人1

所属機関: 1聖マリアンナ医科大学整形外科学

ページ範囲:P.1499 - P.1503

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 抄録:小児大腿骨頚部骨折の8例(男児4例,女児4例)を検討した.骨折型は,Delbet-Colonna分類でⅡ型2例,Ⅲ型2例,Ⅳ型4例であった.治療方法は,牽引療法5例,手術療法2例(cannulated cancellous hip screw:1例,compression hip screw:1例),ギプス固定1例であり,骨癒合は全例で認められた.最終経過観察時の治療成績は,Ratliffの評価法による臨床評価はgood:7例,fair:1例で,X線評価はgood:6例,fair:2例であった.
 MRIによる定期的な経過観察が骨頭壊死の早期発見,圧潰防止につながるものと考える.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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