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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科39巻12号

2004年12月発行

文献概要

連続講座 整形外科領域の再生医療④

骨格筋のtissue engineering

著者: 貴志和生1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部形成外科学

ページ範囲:P.1537 - P.1542

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 抄録:骨格筋の分化,神経筋接合部の形成などについては2次元的な環境下では詳細な研究がなされている.骨格筋のtissue engineeringを成功させるにはすでに研究されている骨格筋細胞,血管内皮細胞,脊髄前角細胞,線維芽細胞との相互作用を基に,3次元環境下でまとめ上げることが大事である.骨格筋を作成するためには,微小循環の形成,細胞の配列,神経支配など他の組織を形成するにあたり必須の技術を必要とする.これらの問題点をクリアすることで他の臓器のtissue engineeringを可能にすることができる可能性がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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