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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科39巻2号

2004年02月発行

文献概要

手術手技/私のくふう

バリアブルスレッドスクリューにて骨接合を試みた有鉤骨鉤骨折の1例

著者: 渡辺淳1 高瀬勝己1 今給黎篤弘1

所属機関: 1東京医科大学整形外科

ページ範囲:P.155 - P.159

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 抄録:有鉤骨鉤骨折に対し背側より侵入し,Acutrak screw(米国Acumed社)にて観血的整復固定を施行した1例を経験した.症例は29歳,男性.ブレイクダンス中に転倒し,手関節背屈位で左手をつき受傷した.手背有鉤骨直上よりの侵入で,透視下にてmini-Acutrak screwを挿入した.手術実時間は20分であった.術後可動域制限,握力低下も認めず,Acutrak screwを用いることによって,十分な整復位と固定性を得ることが可能であった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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