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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科39巻2号

2004年02月発行

文献概要

総説

整形外科領域の再生医療―骨・軟骨再生を中心に

著者: 安達伸生1 越智光夫1 岩佐潤二2

所属機関: 1広島大学大学院医歯薬学総合研究科整形外科学 2島根医科大学整形外科

ページ範囲:P.161 - P.167

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 抄録:今日の高齢者社会やスポーツ人口の増加,あるいは交通外傷や労災事故により骨関節疾患,脊髄損傷などの運動器疾患を治療する機会は増加している.WHOは2000年から2010年をBone and Joint Decade(運動器の10年)として骨・関節疾患の対策を重点的に行うことを宣言した.骨・軟骨損傷や脊髄損傷などは現在の進んだ医療技術をもってしても治療に難渋する場合が多い.近年では種々の組織工学的技術を用いて,失われた組織や臓器を再生しようとする再生医療の研究が進んでおり,臨床応用へ向けた今後の進展が期待されている.本稿では骨・軟骨を中心に整形外科領域の再生医療の進歩に関し述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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