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特集 脊椎脊髄病学 最近の進歩 2004(第32回日本脊椎脊髄病学会より)
Spinal Instrumentation―可動性を有するinstrumentsをめざして
著者: 田島直也12
所属機関: 1宮崎大学 2(財)弘潤会野崎東病院整形外科
ページ範囲:P.405 - P.411
文献購入ページに移動Spinal instrumentsは,1960年代のHarringtonらのinstrument systemの出現により脚光を浴び,以来その目的は不安定性に対する固定,変形に対する矯正固定が主であった.しかしながら,脊椎固定後の長期成績を左右する因子として隣接椎間への影響などの問題が生じてきた.したがって,脊椎のある程度の可動性を温存することを目的として開発されたinstrumentsとして,人工椎間板や可動性を残した後方固定術などが報告されてきたが,臨床的に広く行われているとは言えない.われわれの教室でも可動性を有するinstrumentsについて検討を行ったのでその現況を紹介する.
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