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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科39巻5号

2004年05月発行

文献概要

症例報告

ダウン症候群幼児に対する肋骨移植を用いた後頭頚椎固定術

著者: 岩﨑幹季1 宮内晃1 奥田真也1 三木健司2 川端秀彦2

所属機関: 1大阪労災病院整形外科 2大阪府立母子保健総合医療センター整形外科

ページ範囲:P.725 - P.731

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 抄録:小児において腸骨からの移植骨採取は骨採取量に限界がある.幼児ダウン症候群患児に対する後頭頚椎固定術では十分量の腸骨移植を得ることが困難で,かつ骨癒合不全や術後合併症などの危険性が高いとの報告が多い.脊髄症状を伴ったダウン症候群の上位頚椎病変2例に対して,自家肋骨移植を用いて後頭骨軸椎間固定術を施行し良好な骨癒合を得られたので報告するとともに,ダウン症候群における上位頚椎病変の病態に関して考察する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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