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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科39巻6号

2004年06月発行

文献概要

臨床経験

妊娠・産褥期の仙腸関節部痛―MRIによる評価

著者: 小林良充1

所属機関: 1聖隷浜松病院整形外科

ページ範囲:P.821 - P.826

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 抄録:1997年1月から2002年12月の6年間において妊娠中および産褥期に腰痛・骨盤部痛を訴えて当科へ受診した症例は55例で,仙腸関節部痛が19例を占め,そのうち10例に対し骨盤部MRIを施行した.仙腸関節刺激テスト陽性の仙腸関節部痛例8例中6例に仙骨疲労骨折を疑った.
 妊娠,産褥期の仙腸関節部痛例は高率に仙腸関節周辺の異常,特に仙骨疲労骨折を認め,MRIはその診断に極めて有用である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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