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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科39巻7号

2004年07月発行

文献概要

関節鏡視下手術―最近の進歩

関節鏡を応用したガングリオン手術について

著者: 西川真史1 藤哲1 工藤悟1 小川太郎1

所属機関: 1弘前大学医学部整形外科

ページ範囲:P.941 - P.946

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 抄録:小関節鏡を応用して小侵襲手術でガングリオンの治療を試みているので,その成績を報告する.対象ガングリオンは手関節60例,足関節2例,第1 MTP関節1例,手背2例,手掌1例である.手関節ガングリオンの手術成績は全摘出術より良好な成績であった.手背,足関節および第1 MTP関節も良好な経過であった.手掌屈筋腱周囲のガングリオン例も経過が短いが経過良好で,さらに経過観察が必要である.この方法は関節由来ガングリオンだけでなく,腱鞘ガングリオンにも有用で,手術瘢痕が小さく,今後さらに発展する可能性がある.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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