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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科39巻8号

2004年08月発行

文献概要

誌上シンポジウム 診療ガイドラインの方向性―臨床に役立つガイドラインとは

大腿骨頚部骨折―診療ガイドライン作成の現状

著者: 萩野浩1 渡部欣忍2 中野哲雄3 糸満盛憲4 松下隆2

所属機関: 1鳥取大学医学部附属病院リハビリテーション部 2帝京大学医学部整形外科 3公立玉名中央病院整形外科 4北里大学医学部整形外科

ページ範囲:P.1063 - P.1067

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 抄録:大腿骨頚部骨折診療ガイドラインは2002年に作成が開始され,エビデンスに基づいて作成が行われている.すなわち,まず過去の文献検索とその批判的吟味を行い,選択された文献に対して構造化抄録(アブストラクトフォーム)を作成し,同時に章とリサーチクエスチョンを設定した.個々のリサーチクエスチョンに対してエビデンスに基づいてサイエンティフィックステートメントを作成し,エビデンスのレベルに応じてグレードをつけた推奨を最終的に決定した.今後,日本整形外科学会,日本骨折治療学会において発表・討議を行った後に,一般に公表する予定である.また患者が理解しやすいガイドラインの作成や定期的な改訂作業も予定している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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