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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科4巻1号

1969年01月発行

文献概要

臨床経験

膝関節内側側副靱帯損傷における筋電図—特に疼痛反射について

著者: 宮之原啓1

所属機関: 1東京医科大学整形外科学教室

ページ範囲:P.84 - P.87

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いとぐち
 膝関節内側側副靱帯損傷は一般的な外傷であるが,私の渉猟しえた範囲ではEMG学的研究はStener(1961)の報告をみるのみである.彼は内側側副靱帯不全断裂30例のEMG学的研究を行ない,疼痛に対して反射的に大腿内側屈筋群が収縮することを証明し,これら屈筋は皆,屈筋としての働きの他に膝関節の外反動搖を防止するために自動的に靱帯を援護する働きがあると述べた.
 私も内側側副靱帯損傷例についてStener法によるEMG学的検索を行ない,いささかの所見を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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