文献詳細
臨床経験
文献概要
骨に網内系細胞の増殖と好酸球の浸潤を特徴とするエオジン好性細胞骨肉芽腫(E. G.と略す)については,Finziが1929年に発表したとされ,1940年にはOtaniら9)がsolitary granuloma of boneとして,またLichtensteinとJaffe4)はeosinophilic granuloma of boneとして発表している.本邦においても,最近この疾患の報告がかなりみられるようである.われわれも最近本疾患と思われる2症例を経験したので報告する.
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