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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科4巻10号

1969年10月発行

文献概要

臨床経験

老人になつて発見されたEhlers-Danlos症候群の1症例について

著者: 立沢喜和1 井上四郎1 阪本庸人1

所属機関: 1京都府立医科大学整形外科学教室

ページ範囲:P.829 - P.833

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 本疾患は1862年Meekrenによつて過伸展性,弾力性に富む皮膚の状態を呈する一疾患として記載されたのがはじめてであるが,1901年Ehlersが関節弛緩と皮下出血傾向を,1908年Danlosが皮膚および皮下組織の腫瘍を伴なうことを報告し,以来一般にEhlers-Danlos症候群と呼ばれるようになつた.
 本疾患は小児期に既に特徴的な変化が現われるため,小児科領域における報告例が多かつたが,最近では整形外科領域における報告例も散見されるようになつた)2,17〜19,21〜24)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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