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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科4巻12号

1969年12月発行

文献概要

論述

先天性眼運動系異常を有する脊柱側彎症—とくに脳幹性要因について

著者: 手束昭胤1 山田憲吾1 井形高明1

所属機関: 1徳島大学医学部整形外科

ページ範囲:P.935 - P.945

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はじめに
 脊柱側彎症の原因に関して,従来より種々論ぜられてきたが,現在なお不明なものが多い.
 私どものクリニックにおいても原因不明の特発性側彎症と診断されたものが,106例中82例(77.3%)を占めているのが現状である.しかし最近になつてこれら特発性側彎症の中に先天性の眼運動系異常と著明な平衡異常を合併した特異な症例のあることが判つてきた.これらの側彎はきわめて強い進行性増悪を示し,能動的に矯正することがはなはだ困難であつた.以下症例をあげて検討を加えることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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