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文献詳細

雑誌文献

臨床整形外科4巻12号

1969年12月発行

文献概要

臨床経験

両側性先天性筋性斜頸の5症例

著者: 井沢淑郎1 小泉正明1 黒川一2

所属機関: 1横浜市立大学医学部整形外科教室 2慈啓会大口病院整形外科

ページ範囲:P.979 - P.983

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 先天性筋性斜頸は多い疾患であるが,その両側性のものの報告は比較的少ない.Zobel8)は「斜頸」が両側ならば,いわゆる斜頸位をとらないはずであるので,本疾患はbeiderseitige Verkurtzung der Sternocleidomuskelnと呼ぶのが妥当であるとし,この名称を提唱している.しかし実際には両側での程度が異なるために,やはりいずれか一方への斜頸位を示すものが多い.
 最近,われわれは本症の5例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1286

印刷版ISSN:0557-0433

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